レポート

公開日:2016/11/13

イベントの告知チラシの相談事例


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イベントのチラシを作りたいのですが、想定予算はどのくらいですか?

答えとしてはこれだけでは金額は算出できませんといったところでしょう。
それでお話は終わってしまうのですが、多くの場合は
「チラシを作りたいけどどうしたらいいのか分からない」
というところが本音のところなのではないでしょうか?
今回は、まず相談する前にどのようなものを準備しどのような心構えが必要なのかを、ご説明できればと思います。

掲載したい要素をまとめましょう

まず、何を掲載したいのか情報をまとめましょう。
情報をまとめる際は、イベントの内容などの文章をいきなり書き始めるのではなく、掲載したい内容を箇条書きにしていくと良いでしょう。

参考例
・イベント名
・開催日
・入場料
・会場
・チケットの入手方法
・年齢制限の有無

よく忘れがちなのは、スポンサーや協賛などの情報記載についてです。
デザイナーが作業を開始した後、追記内容が増えると作業がとても大変です。
以下よく忘れられがちな情報例です。
・スポンサーや協賛などの情報記載
・QRコードの記載
・ウェブサイトのURLの記載
・連絡先の記載
・金額や年齢制限などの注意事項

チラシのサイズや仕様はどうすればいい?

チラシのサイズは目的にあわせてサイズを考えるとよいでしょう。
例えばポスティングなどを利用する場合は大きめのサイズのチラシでも良いでしょう。
しかし、お店に置いてもらうような場合はチラシを置くスペースの問題から、ハガキサイズからA6サイズ程度の小さめのチラシしか置けないという場合もあります。
そのため、いつ、どこで、どのような人に渡すのか?そういったものを想定することが大事になります。例えば、配布する際の風景や様子を想像するとより明確になります。

A4サイズであったりと定型のサイズであると制作のコストを抑えることができます。
注意が必要なのはサイズはA4でも、2つ折りや3つ折りにして使用したい場合。
その場合は何かの加工が必要になるため、印刷のコストが上がります。

使って良い素材について

写真を使用する場合について

チラシに使用する写真は、自分で撮影するとコストが下がると思われがちです。しかし、必ずしもコストが下がるとも限りません。
使用する写真には以下に注意する必要があります。

・印刷にも耐えうる画質があるかどうか
・アピールする商品がブレずに撮れているかどうか
・人物が映っている場合は、掲載許可が取れるかどうか
・版権物が映っていないかどうか

映ってはいけないものが映っている場合、写真の加工が必要になってきます。写真の加工を行うのも自動でやってくれるわけではありません。人が作業を行う為、時間とコストがかかります。

ご自身で撮られたものがあるのであれば、一度デザイナーに確認してもらうということが一番良いでしょう。その上で使える、使えないを判断してもらうという方法もあります。

自身で撮った写真を加工するくらいなら、 カメラマンに写真撮影を依頼するほうが逆に良い場合もあります。 合成したり、確認したりそういった事を行うコストがかかるくらいなら、綺麗な写真を撮影をしてしまうという方法です。
しかし、この場合も一概に金額を算出することはできません。
用意する機材、スタジオ撮影なのか、モデルは必要なのかなどなど、状況によって金額は変わってきます。
この場合も、どういった写真が必要なのか、あらかじめ考えておくと良いでしょう。

イラストを使用する場合について

イラストを使用する際、写真の場合と同様に版権物でないかどうか確認する必要があります。無断でアニメや漫画のキャラクターなど使用しないように注意が必要です。
またよく、デザイナー自身が無料でイラストを描いてくれることを期待してご依頼する方もいらっしゃいます。しかしイラストも描けてデザインもできるという方は稀です。そして希望のタッチで絵をかき分けて仕上げることのできるデザイナーは更に稀な存在です。

イラストが必要な場合は、そのコストも考えておきましょう。

原稿の校正について

デザインスキルと校正スキルは別物です。
複数人で運営されている事務所でしたら、担当外の方が確認として校正をする場合もありますが、しかし多くのフリーランスは一人で作業を担いうため校正確認にも限界があります。
校正確認の人員を確保する、または確保を依頼する・自分で確認するなど、なんらかの方法をあらかじめ想定しておくと良いでしょう。

最終的にどのくらいの費用について

みなさんが一番気にするところだと思います。
しかし費用を算出するのが一番難しいことなのです。
一番費用を決めやすいのは印刷費用。
例えば京都グラフィックさんや、ラスクル、プリントパックなどを利用することでコストは抑えられますが、データ自体はデザイナーさんに委ねるしかありません。
また写真やイラストはどうするのか?校正の確認はだれが行うのか?といった細かな内容もあり一概に制作費用を計算するのは難しいのが実情です。
そのため打ち合わせは必須になると思います。

別途イラストや写真代が必要になるかもしれないと頭にあれば、デザイナーさんとの交渉はスムーズにいくことでしょう。場合によっては、「それならこちらで用意できます」といった事もあるかもしれません。全くわかりませんということより、あらかじめ想定できるものを準備して打ち合わせの望むほうが良い結果になることが多いです。
「いくらでできますか?」ではなく逆に「予算は〇〇円しかないのだけれど・・・」と相談するのも一つの方法だと思います。もちろんその場合もより内容を詰めておくことが重要です。予算があまりない場合は、目的や意図を伝えてデザイン表現はお任せするほうがよい結果になる場合も多いです。
以上の内容を、まとめて話し合いに参加されるとより、スムーズにことが進むことでしょう。ぜひ参考にしてみてください。